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2008.9.5 ルカの福音書 4:9~13 プリント メール

2008.9.5

ルカによる福音書

4:9 そこで、悪魔はイエスをエルサレムに連れて行き、神殿の屋根の端に立

たせて言った。「神の子なら、ここから飛び降りたらどうだ。

4:10 というのは、こう書いてあるからだ。『神はあなたのために天使たちに

命じて、/あなたをしっかり守らせる。』

4:11 また、/『あなたの足が石に打ち当たることのないように、/天使たち

は手であなたを支える。』」

4:12 イエスは、「『あなたの神である主を試してはならない』と言われてい

る」とお答えになった。

4:13 悪魔はあらゆる誘惑を終えて、時が来るまでイエスを離れた。

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悪魔は聖書の言葉を引用してイエス様を誘惑しています。「聖書にこう書い

てあるではないか」という言葉を盾にして、自分で神の助けを必要とする状

況を造り、神を利用するという巧妙な罠がここにはあります。これはまるで、

自分の欲求を満たすために神をテストするようなものです。「愛しているな

ら、こうしてくれて良いはずだ。もし、そうしてくれなければ死んでしまう

ぞ」などというスネた発言と同じ種類の出来事が悪魔によって引き起こされ

ようとしています。結局、相手を困らせ、相手を自分の思い通りに支配しよ

うとしているのです。

イエス様は、断固として「ノー」と言いました。「『あなたの神である主を

試してはならない』と言われている」とお答えになったのです。

聖書の言葉によって突き放しました。悪魔も巧妙に詩編91編の言葉を使って

きましたが、イエス様は申命記の中にある言葉で答えています。聖書の言葉

は背景や文脈を考えることなしに利用すると、どういう風にでも理解するこ

とができてしまう危険性があります。

「こう書いてある」と言われているその内容は、誰に対して、どういう状況

で書かれたものなのか、しっかり学びつつ、それを自分たちに適用して良い

かどうか、吟味することが必要です。

あまりに短絡的に、「聖書にこう書いてあるからこれをするのだ」と決めて

しまうのは危険です。文脈の中でどう考えたらよいのか、どういう意味があ

るのか、何を指示しているのか、よくよく考えながら、そこに教えられてい

る内容の方向に自分の向きを変えていくことが大切です。

勝手に、自分のいのちを、投げ出してはなりません。神様が守ってくださる

はずだからと言って無理な断食をしたり、無謀なことをしたりするのは罪で

す。自分のいのちを勝手に危険にさらし、それを利用して神様を自分の思い

通りに動かそうとすることは、神への冒涜となってしまうほど危険なことで

す。決して正しいことではありません。

祝福がありますように。 関根一夫

  
 
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