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2008.9.1 ルカの福音書 3:23~38 プリント メール

2008.9.1

ルカによる福音書

3:23 イエスが宣教を始められたときはおよそ三十歳であった。イエスはヨセ

フの子と思われていた。ヨセフはエリの子、それからさかのぼると、…

3:37 メトシェラ、エノク、イエレド、マハラルエル、ケナン、

3:38 エノシュ、セト、アダム。そして神に至る。

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イエス様の宣教活動の開始の年齢はおよそ30歳。

この年齢は創世記に出てくるヨセフが王の前に立ち大きく飛躍した歳であり、

サムエル記によればダビデが王様になった時の年齢が30歳でした。そしてイ

エス様の活動年数は3年半と言われています。あっという間の出来事です。そ

3年半の出来事が2千年にも渡って語り継がれるほどの大事件となるわけで

すからそれぞれの日々はとても大事なものだということが分かります。

 

ルカによる福音書にはマタイによる福音書と同じような系図が書かれていま

す。しかし内容はちょっと違っています。アブラハムからダビテの間では、

ユダ族の出身として、マタイとルカ共通の名前がずいぶん出てきます。しか

しダビテからバビロン捕囚までは、全く共通の名前はありません。そのあと

のイエス様の父ヨセフまでで、共通なのはバビロンでの補囚時代の指導者2

だけです。

 

イエス様の祖父の名前はルカでは「エリ」、マタイでは「ヤコブ」となって

います。祖父の名前が福音書が書かれた当時にはすでに分からなくなってい

たということなのです。それはイエス様の家系は系図に記録されるほど、由

緒ある家系ではなかったということにもなります。マタイによれば、イエス

様はダビテ王の家系であること、ルカによれば、ダビテの家系で、しかも最

終的には神の子であることを教えようとしているのです。ここには、ユダヤ

教的な狭さはありません。「神に至る」と書かれていることで、イエス様は

人類を創造された神の御子であり世界の救い主なのだと強調されているので

す。

ここまでが、いわばルカによる福音書の序の部分です。

そういう背景を持ったイエス様がいよいよ活動を開始なさいます。

どうぞお楽しみに。

祝福がありますように。関根一夫

   
 
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